若々しい肌を保つためには?

加齢による女性ホルモン減少と肌老化

なぜ、年齢を重ねると肌が老化しやすくなるのでしょうか。
ここでは加齢が肌の老化をもたらすメカニズムについて解説します。

今回は、肌老化をもたらす2つの原因についてご紹介いたします。

まず一つ目の肌老化の原因は乾燥です。
私たちの肌の角質層というところには、潤いを与えるための天然保湿成分と
水分を閉じ込めるための天然クリームである皮脂を持っています。
アミノ酸や尿素などからできた天然保湿因子(NMF)は、水分を取り入れる
化粧水のような働きをし、角質細胞にまんべんなく潤いを与えます。

また同様の役目を果たすのが、角質細胞間脂質です。
セラミドをベースにコレステロールや脂肪酸、水分子が何重にも重なって
できた層によって、お肌の潤いを持たせています。

そして、天然クリームである皮脂がその潤いを逃がさないように
最後にふたをする大事な役割を担っています。

しかし、20歳を過ぎたころから女性ホルモンが減少し、皮脂分泌は衰えてきます。 天然クリームの働きをする皮脂が少なくなると、肌が乾いて角質層の表面は
剥がれやすくなります。

剥がれた隙間からは水分がどんどん奪われ、肌は乾燥します。
乾燥状態になると、皮膚の新しい細胞を作る機能が弱まるので肌が老化していくのです。

そして、肌老化を招くもう一つの原因が皮膚の菲薄化(ひはくか)です。
女性ホルモンは、皮脂分泌の他に、コラーゲンの生成、紫外線や外的からの
ダメージを受けにくくするといった働きがあります。

年を取り、女性ホルモンが減少すると新陳代謝が悪くなり、肌の弾力や土台を作るコラーゲンやエラスチンも減少します。それにより肌の表皮は薄くなり「菲薄化」という現象をもたらします。

その菲薄化は、刺激を受けやすくなることで肌を守るバリア機能が低下し、
シミやしわなどの肌老化に繋がっていきます。
このように、乾燥にせよ菲薄化かにせよ肌老化をもたらす根本的な原因は、
加齢による女性ホルモンの減少が大きく関係していると言えるでしょう。

これから、私たちの肌を守っていくためには「加齢」という、避けられない敵と
どう向き合うかが鍵となってきます。
その上で、しっかりとアンチエイジングケアをすることが、老化を食い止める
ための有効な手立てとなるでしょう。